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玉ねぎの保存方法吊るし方と期間|長期大量保存のコツまで一挙解説

玉ねぎは、正しい保存方法を行うことで長期間保存可能です。

たまねぎは種類によって保存期間は違っています。晩生の品種は長期間保存することに向いており、約1年間保存することができます。逆に新玉ねぎは、水分量が多く、長期保存に向きません。

しかし、正しい保存方法を行うと新玉ねぎも長期間保存できます。玉ねぎは湿度が高いと腐ってしまうので、なるべく風通しの良いところで保存します。また、ネットに入れて吊るすことで大量のたまねぎを管理することもできます。

今回はそんな玉ねぎの吊るす場所や、吊し方などをまとめているので参考にしてください。

玉ねぎの保存方法

玉ねぎは保存方法を知ることで長期保存が可能です。ここでは、長期保存が向いている品種などもあわせて紹介します。

長期保存に向いている玉ねぎの品種

玉ねぎの品種はたくさんあり、長期保存に向いている品種と向いていない品種があります。中生・晩生品種の玉ねぎは、長期保存向きなので家庭菜園にもピッタリな品種です。

その分、収穫までの期間が長いというデメリットもあります。早世品種の玉ねぎは、長期保存に向かない代わりに収穫までの期間が短いです。

育てやすいのは、早世品種の玉ねぎですが、長期保存には向かないのでご自身に合った品種を選ぶようにしてください。中生・晩生の品種は、「ネオアース」「もみじ3号」「ケルたま」「パワー」などの種類があります。

これらの品種は、正しい方法で保存することで、10ヶ月以上の長期保存が可能になります。玉ねぎの種や苗を購入するときは、長期保存可能な品種を購入するのがおすすめです。

玉ねぎを天日干しで乾燥

玉ねぎを天日干しで乾燥
玉ねぎは、収穫のタイミングで天日干しを行い、しっかり乾燥させることで長期保存を行うことができます。玉ねぎは葉が倒れてから一週間程度を目安に収穫しますが、天気とタイミングを合わせて収穫しましょう。

日が当たる場所で1−2日天日干しすれば乾燥は完了です。葉が枯れはじめてから収穫すると、腐りやすくなるので気をつけましょう。

玉ねぎの葉を15cm程度のこす

玉ねぎの葉を15cm程度のこす
玉ねぎの葉を15cm程度残してカットし、収穫をすることで長期間保存ができます。

葉を少し残すことで芽が出にくくなります。発芽すると玉ねぎの玉の部分の栄養が分散し、玉の栄養が少なくなってしまいことで、長期保存に向かない状態になることがあります。しかし、葉を全て切ってしまうと、玉ねぎに菌が入りやすくなります。

切り口から菌が入ると病気になることがあるので、カットする際は注意してください。葉を少し残すことにより、切り口から菌がはいった場合でも玉ねぎの玉まで菌が届きにくいので病気になりにくいです。

新玉ねぎの保存方法

新玉ねぎの保存方法
新玉ねぎは、水分を多く含んでいるので保存向きではありません。なるべく早めに使い切るのがもちろん良いのですが、保存できないわけではありません。

農家の方たちは、玉ねぎの葉を切らずに残し、紐に結んで吊して保管しています。保管する場所は風通しの良い場所です。お店などに売られている玉ねぎは葉が切られている状態であることがほとんどなので、紐に結んで吊るすことができません。

そこで、葉がない新玉ねぎは、編み目(ネット)でつくられた袋状のものに入れて吊します。上手に保存できれば翌年まで保存することが可能です。

長期間の保存をする場合は、こまめに玉ねぎの状態を確認してください。玉ねぎのあたまの箇所を押したときに水分が出てくると、腐り始めなので取り除きましょう。腐った玉ねぎがひとつあると、他の玉ねぎまで腐ってしまう可能性があるので定期的にチェックするようにしてください。

玉ねぎを吊るすためのおすすめネット

上記でも保存方法を紹介しましたが、農家の人は玉ねぎを吊るして保存します。玉ねぎを店で購入すると葉がついていないので、市販の玉ねぎを保存する場合は、ネットの中に玉ねぎを入れて保存します。それでは、玉ねぎを保存できるネットを3点紹介します。

ストッキング

ストッキング
玉ねぎを吊るす場合は、ストッキングも活用できます。股の部分から切り離して片足ずつ使います。もちろん、伝線したものでも問題ありません。

片足に玉ねぎを5個程度いれて吊るします。入れすぎて重くなると、伸びてたれ下がるので注意してください。

みかんネット

みかんネット
みかんと玉ねぎは、形がよく似ています。みかんネットで吊るす場合は、そのまま使えるので試してみてください。身近にあるものを再利用でき、手間もかからないのでおすすめです。

専用ネット

基本的にどのようなネットでもよく、玉ねぎを吊るすことができれば大丈夫です。身近に何もない場合は、野菜を吊ることができる専用ネットを使ってみてください。さまざまなサイズのネットが販売されているので、玉ねぎの量にあったものを用意しましょう。

玉ねぎの吊るし方

お店で販売されているような玉ねぎは葉がカットされているので、葉がない玉ねぎでもできる吊るし方を紹介します。

玉ねぎを吊るす手順

  1. ネットに玉ねぎを1つ入れる
  2. 玉ねぎを入れたネットのすぐ上を結ぶ(玉ねぎ同士が接触しないように)
  3. 次の玉ねぎを入れて結ぶ(3~5個くらいが目安で同じ事をくり返す)
  4. 風通しが良い、日のあたらない場所に吊るす

玉ねぎを吊るすと、重なり合うことがないので長期間保存ができます。ネットがない場合や玉ねぎの数がすくない場合は、籠に入れるだけでも問題ありません。湿気につながることもあるので、それぞれが重ならないように気をつけましょう。

玉ねぎが重なり合わないように新聞紙を使用し、1つずつ包んだりして仕切るとよいでしょう。新聞紙は湿気を取り除くこともできるのでおすすめです。

玉ねぎを吊るす場所

玉ねぎを吊るす場所
玉ねぎは湿気が苦手なので、軒下やベランダなどの風通しの良い場所が適しています。吊るす場所の条件は下記のようになります。選ぶときの参考にしてください。

  • 風通しのよい場所
  • 日があたらない場所
  • 雨が直接あたらない場所

玉ねぎの保管は乾燥状態を維持できる場所が適しており、日光があたりすぎてしまうと傷みやすくなります。

雨に濡れないベランダで網と棒を使い、専用スペースをつくって玉ねぎを吊るすとよいでしょう。自宅で条件をみたしている場所を探してみてください。

雨天時の玉ねぎを吊るす場所

雨天時の玉ねぎを吊るす場所
雨天の場合でも、雨で直接濡れなければ、玉ねぎを屋外に吊るしておいても問題ないです。豪雨や台風などで、雨がひどい場合は室内での保存がよいでしょう。

玉ねぎは、乾燥している状態での保存がベストです。雨でぬれると傷むのが早くなるので気をつけてください。

すこし濡れた程度だと、次の日に乾燥させれば問題ありません。状況や必要に応じて室内や屋外に移動させることをおすすめします。

吊るす保管方法を活用することで、雨のたびに玉ねぎを移動する手間が減るはずです。できるだけ雨に濡れないところで保存してください。

玉ねぎが腐る原因や腐り方

玉ねぎが腐る原因や腐り方
玉ねぎが腐ってしまうのには原因があり、腐り方もさまざまです。

一部だけが腐る場合もあれば、全体的に腐ってしまう場合もあります。

玉ねぎが腐る原因

玉ねぎが腐る原因は、湿気や蒸れです。玉ねぎは湿気に弱く、皮が茶色になることがあります。しかし、保存方法を正しくおこなうことで長期保存ができる野菜です。

湿気の多い場所に置いていると、乾燥している玉ねぎでも腐ります。日本は高温多湿なので、玉ねぎの保存場所には気をつけましょう。

玉ねぎの一部が腐る場合

玉ねぎの一部分が腐っている場合は、皮がついた状態で判断するのは難しく、カットしてみて気付く場合が多いです。一部分が腐っている場合でも、変色して水っぽくなっている部分を取り除きさえすれば食べることができます。

玉ねぎの全体が腐る場合

玉ねぎからキツい匂いがして柔らかくなっている場合は、全体が腐っています。玉ねぎの一部分だけが腐っている場合は、外観からは判断できないことが多いです。

全体が腐っている場合は特徴が分かりやすいので、カットする前に気づくことができます。全体が腐っている場合は食べることができないので廃棄してください。

まとめ

今回は玉ねぎの保存方法や吊るし方、長期大量保存のコツなどを紹介しました。玉ねぎは長期保存に向いている品種や向いていない品種と様々です。

ネットを使って保存することができるので、ストッキング・みかんネットなどの身近なものや、専用ネットで保存してください。新玉ねぎは水分がおおいので長期保存には向いていません。しかし、保存方法を正しくおこなうことにより、保存もできます。

玉ねぎは湿気に弱いので、風通しのよい場所に吊るしておきましょう。玉ねぎが腐る原因は、湿度の高い場所に置いてしまうことです。

日本は高温多湿なので、保存する場所には気をつけてください。腐り方もさまざまで、玉ねぎの一部だけが腐ることもあれば全体的に腐ることもあります。

保存方法をまちがえなければ、長期大量保存もできるのでぜひ参考にしてみてください。

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